自閉症スペクトラム/
注意欠如・多動性障害(ADHD)などDSM-5
新しくDSM-5にて神経発達障害というカテゴリーができ、そのなかに自閉症スペクトラム、注意欠如・多動症など以下の疾患が含まれます。
- 自閉症スペクトラム(広汎性発達障害・自閉症・アスペルガー障害)
- 注意欠如多動性障害(ADHD)
- 学習障害
- チック障害
それぞれ異なった特徴がありますが、共通していることは生まれつきの脳の機能の働きが原因であるということです。親のしつけや愛情不足で『神経発達障害』を発症することはありません。
では、これらの疾患について『生まれつきの脳』が原因なら改善しないのでは?と思われる方も多いとおもいます。
その質問にいつも診察室で説明させていただいていることは、
根本的な脳の働きは変えられないです。
しかし、困りごとや悩んでいる症状は改善する可能性が高い。
ということです。
患者さんそれぞれの問題と向き合いながら充実した生活が送れるように、前向きな提案を積極的にしていきたいです。
また、もしも一人で悩みや問題を抱え込んでいる方がいらっしゃるなら、ぜひお話にきてください。困っていることを打ち明けることだけでも大きな一歩になると思います。
※クリニックブログに関連した文章を載せています。
https://meiekisakomentalclinic.com/blog/category/disease/hattatu/