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神経伝達物質について③ ノルアドレナリン

前回ブログに続きます。

①SSRIと神経伝達物質について

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/525/

②神経伝達物質について セロトニン

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/544/

SSRIの話に繋げようと思っていますが、神経伝達物質の簡単な説明からです。

 

 

 

『ノルアドレナリンについて』

 

 

 刺激に反応して交感神経系に作用して、身体面、精神面で以下のように働きます。

 

 ストレスに対する反応だけでなく、心躍るような楽しいことに対しても分泌されます。

 

 前述したセロトニンはノルアドレナリンが増えすぎないようにコントロールしています。 

 (過剰なストレスにてセロトニンの分泌が減った時に、ノルアドレナリンは増えすぎイライラし怒りやすくなることがあります。)

 

 

 

●身体能力を覚醒させてすぐに動けるようにすること:

 

 例えば、危険を感じた時(つまりはストレス時)の反応として、ノルアドレナリンが分泌されます。 

  

 その結果、血圧・心拍数が上がり、瞳孔が開きます。そして身体のパフォーマンスの上がった状態で走るなど体が動かせるようになります。

 

 逆に、胃腸の動きは抑えられ(食べている状況ではないから)、痛みの感覚も弱まります。

 

 

 

 

●精神面にも覚醒させるように作用し、集中力や判断力などを向上させること:

 

 ノルアドレナリンは適度に分泌されることで人の意欲や向上心を刺激し、想像力が豊かに働いたり行動に移すモチベーションになります。

 

 そのため、脳内で不足すると、集中力、やる気が低下し、無気力・無関心といったうつ病に代表される症状が現れます。

 

 また、ノルアドレナリンが増えすぎた際(ストレスによるセロトニン低下時や、内服薬(ストラテラ等)の内服時など)には睡眠障害やイライラし怒りっぽい症状が出る可能性があります。

 

 

 

 脳内ノルアドレナリンは適量が大事です!!

 

 

 

 

次ページは、ドーパミンについてです。

統合失調症、ADHD、うつ病など、精神疾患に特に関連することの多い、神経伝達物質といえます。

④神経伝達物質について ドーパミン  ↓

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/578/

 

 

 

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名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平