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抜毛症の具体的な治療 心理療法・薬物治療

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

前回のブログの続きになります。

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/1255/

 

 

抜毛症など身体集中反復行動(BFRB)の対応は、心理療法と薬物療法が挙げられます。

 

 

 心理療法・認知行動療法は行える方はぜひトライすることを勧めます。ストレスなど精神症状へのケア、BFRB症状の緩和と再発予防に効果的です。

 

 

 しかし、現実的には心理療法のための通院が難しかったり、治療が十分に進まないケースには、内服治療が選択肢として挙げられます。

 

 

 

 

丸レッドストレスや不安・憂うつ気分を伴い症状の出ている方と、『いわゆるクセ』として症状を認める方では内服薬の提案は異なると考えます。

(抗うつ薬の提案が一般的に第一選択薬としてあげられると思います。)

 

原因として、遺伝的要因、衝動制御の苦手さ、ストレスなど精神的な負荷など様々な状況が絡み合って、抜毛などのBFRBは認めますが、、

 

右矢印内服治療はストレスや気分の症状の緩和をどのくらい狙うのか?

・抗うつ薬、漢方など

・背景にある状況(うつ病・不安障害・強迫性障害・愛着障害・発達障害・感覚過敏など)へのアプローチ

 

右矢印衝動性のコントロールを優先すべきであるか?

・ADHD治療をおこなうことでBFRBが緩和することはしばしば認めます。(しかし、ADHD薬によっては抑うつ気分を悪化させる恐れのあるものがあり注意が必要です。)

 

 

 

抜毛などお悩みのかたはぜひ医師にご相談ください。

 

 

 

 

コロナ禍の夏は読書です。

 

 

 

 

・清潔恐怖と文化・風習による有病率下矢印

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/686/

 

・皮膚むしり症について下矢印

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/425/

 

 

右矢印抑うつでお悩みの方への当院の診断と対応

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/1132/

 

 

 

 

 

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丹羽亮平