外傷後ストレス障害(PTSD) clinical depression

外傷後ストレス障害(PTSD)について
心的外傷性の出来事を体験した後に、以下のような症状を1ヶ月以上認めます。
このような出来事を体験した後の症状は大きく3つに分かれます。
1.再体験・侵入症状
- 外傷的出来事に関連する記憶・感覚が突然、繰り返し襲ってくる。フラッシュバック・悪夢 子供では、遊びの中で再演されることがある。
- 生理的反応(動悸や冷や汗、頭痛など)を伴う
2.回避症状
- 出来事に関して思い出すこと、話すこと、考えることなどを避けようとする。
- 出来事に結びつくような状況や場所、人物を避けようとする。
3.過覚醒症状
- 眠れない、集中できない、ビクビク過剰に警戒している。
- 向こう見ずな自己破壊的な行動。
4.気分・考え方のネガティブな変化
- 出来事を思い出せない。出来事についてゆがんだ認識をする。(自分が悪い。誰も信用できない。世界はどこも危険だ)
- 気分の落ち込み、やる気の低下、楽しいと感じることができない。