不登校の方へのサービス~オンラインコミュニケーションは有効なコミュニケーションか?

前回のブログについて、反響がいろいろありました。
前々回のブログからの流れになりますが、
では、不登校の方にではどのような手を打てばいいのか、、という話になります。
前回は、 もしも学校に戻れるのであれば、
・自宅から一人で通える距離
・提供してもらえる教育プログラムの充実さ
・公立であればほぼ無料であること
などを考慮すると、学校がお勧めである。
という話でした。
しかし、
『学校に行くことに精神的苦痛がつよく、どうにも行くことができない』
ということが、不登校のそもそものスタートです。
不登校の状況では、
ご自宅にいても、ご両親は仕事で一人で過ごさなくてはならなかったり、
家族がいたとしても、日中も休日も近所を、堂々と外出する気分になれない方が多く、
やはり、自宅でデジタル機器に依存する傾向が多いと思います。
昨今は、非常に魅力的なオンラインサービスが増えていると感じます。
シンガク-オンラインフリースクール【公式】不登校の小中学生向け
オンライン英会話・プログラミング教室などのお稽古
また、オンラインゲームなどのオンライン上の対人交流が、生活の潤いであるとおっしゃる方は少なくありません。
しかし、やはり、オンライン上のコミュニケーションは実際に対面で行うコミュニケーションとは、大きく違うものだと徐々にわかってきています。
(オンライン脳の内容について、詳しく記載しようとおもったのですが、
ショッキングでネガティブな内容を列挙することに抵抗を感じて辞めました。)
結局、お子さんがどうにか家から出て、どこかで社会交流をできないか?
ということが、堂々めぐりになりますが、もっとも重要なことです。
例えば、愛知県では、
・eスポーツのトレーニングやプログラミングなどを行える放課後デイサービスがあります。
他の児童と対面でゲームするなど、交流することはいかがでしょうか?
・他にも、特性への理解のある学校で、ゲーム機器の持ち込みを許可し、朝礼前にクラスメートとゲームを行っても良いとする取り組みの話を聞いたことがあります。
そのことを楽しみに、朝から登校できるお子さんが多いそうです。
(学校など、詳しくは診察で僕にきいてください)
不登校に対するよい取り組みがあれば、ぜひ教えてほしいです。
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ぜひ読んでください。
名駅さこうメンタルクリニック
院長 丹羽亮平
・子どものこころ専門医
・日本児童青年精神医学会 認定医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
・精神保健指定医
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