ゲーム依存症にて入院
『ゲーム依存』は、WHOの定める国際疾病分類が第11版(ICD-11)にて、「gaming disorder ゲーム依存」として新たに追加されました。
つまり、ゲーム依存症はアルコール、ギャンブル、薬物などの依存症・乱用に並んで正式に疾患として認定されたのです。
実際に診察を行っていてもゲーム依存症(また、スマホ・動画などのデジタル刺激への依存症)の患者さんはとても多いです。
また、小児精神科の分野にて入院されるケースも希望が増えているのは『ゲーム依存症』です。
そもそも、精神科外来に児童患者さんが来院される際の主訴は「不登校」の方は多いです。
人間関係や勉強の悩みなどさまざまなきっかけで不登校になることはありますが、
不登校が長期化する一番の原因は「ゲーム、スマホ、動画などデジタル刺激の依存」といって過言ではありません。
・ゲーム等を深夜まで行うことで、昼夜逆転の不規則な生活になる → 朝が起きれず、日中を有意義にすごせない。不登校など。
・高刺激なデジタル刺激に長時間触れることで、衝動性の悪化や不注意の悪化、また、無気力・やる気の喪失につながりやすい。
・上記のような生活が長期化すると、社会機能の喪失した状態が継続し、2次的に社会機能の低下に繋がり社会復帰がより困難になる。
このようなゲーム依存等の症状において、みなさんまずは家庭においてさまざまな取り組みをされていらっしゃると思います。
しかし、家庭における治療改善の難しさに直面された際は入院治療の選択を考慮することをすすめます。
名駅さこうメンタルクリニック
院長 丹羽亮平
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