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場面緘黙 質問紙

 場面緘黙というと、学校(家以外)で、一言もしゃべらない状態と思われる方がいらっしゃいますが、症状は、人・場所・状況により、発話や行動・コミュニケーションの方法が異なります。

 

 

たとえば、以下のケースがあります。 

 

 ・音読や決まっているフレーズ(おはよう、など。)のみ話せる
 ・担任や数人の仲の良い子には小声で話せる
 ・筒、糸電話など用いて、周りに声が漏れなければ話せる

 

 

お困りの症状は人それぞれであり、少しでも話せる場面緘黙の子は、重度の方以上に誤解をされやすいように思います。

 

 ・少し話せるので、場面緘黙ではない。(医療的支援はいらない)
 ・おとなしい性格。成長とともに話せるようになるだろうから、放っておいても大丈夫。
 ・親の育て方の影響ではないか。
 ・本人の意欲の問題ではないか。

 

 親の育て方が原因で発症することはありませんが、症状の改善には適切な対応が望ましいです。

 

 質問紙を保護者の方が記載し、医療者とともに症状を把握しやすくすることを勧めております。

 

 

 

 場面緘黙の併存症として、吃音など言葉やコミュニケーションの問題を50%の児童に認めたという報告があります。

 

 

当院では、心理療法、(必要により)薬物療法と共に、言語療法の提案を行っております。

 

 当院クリニックブログの言語療法師のページ↓
https://meiekisakomentalclinic.com/blog/466/

 

 

・緘黙について情報をまとめたサイトがあります。かんもくネット
http://kanmoku.org

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平