視覚機能とは。目で見る能力とは。※ビジョントレーニング
目で見る能力(視覚機能)とは、目からの情報を適切に受け取り、判断し、体を動かすことです。
視力とは違います。
◯視覚機能とは、大きく3つに分かれます。
1、眼球運動
2、視空間認知
3、視覚情報をもとに全身の動きへつなげる
視覚機能の苦手な方には、体を動かすことの不器用さを訴えることをしばしばあります。
具体的な例として、視覚機能をキャッチボールにて説明します。
眼球運動、視空間認知、運動への連携、どれか一つでも苦手さがあると、運動の難しさが出てきます。
1、眼球運動 : ボールを目で追います。
2、視空間認知 : ボールの飛んでくる場所や軌道を予想します。
3、視覚情報から運動への連携 : ボールの落下地点にて、ボールをキャッチする動きをとります。
運動における視覚の重要性は、当たり前であるがゆえに、見逃されることがおおいです。
日常生活のあらゆる行動に、視覚情報が必要であり、視覚機能の苦手さはさまざまな困難さにつながります。
こういった視覚機能をトレーニングすることがビジョントレーニングになります。
名駅さこうメンタルクリニック
院長 丹羽亮平