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視覚機能とは。目で見る能力とは。※ビジョントレーニング

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

 目で見る能力(視覚機能)とは、目からの情報を適切に受け取り、判断し、体を動かすことです。

視力とは違います。

 

 

◯視覚機能とは、大きく3つに分かれます。

 

1、眼球運動

 

2、視空間認知

 

3、視覚情報をもとに全身の動きへつなげる

 

 

 視覚機能の苦手な方には、体を動かすことの不器用さを訴えることをしばしばあります。

 具体的な例として、視覚機能をキャッチボールにて説明します。

 眼球運動、視空間認知、運動への連携、どれか一つでも苦手さがあると、運動の難しさが出てきます。

 

 

1、眼球運動 : ボールを目で追います。

 

2、視空間認知 : ボールの飛んでくる場所や軌道を予想します。

 

3、視覚情報から運動への連携 : ボールの落下地点にて、ボールをキャッチする動きをとります。

 

 

 運動における視覚の重要性は、当たり前であるがゆえに、見逃されることがおおいです。

 日常生活のあらゆる行動に、視覚情報が必要であり、視覚機能の苦手さはさまざまな困難さにつながります。

 

 

こういった視覚機能をトレーニングすることがビジョントレーニングになります。

 

 

 

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平