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ADHDにはやはり有酸素運動が有効 ~台湾研究チーム

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

 療育施設における取り組みとして、

 宿題など、じっと集中する作業に飽きてきたら、いったんトランポリンをしてくる、部屋のダッシュを数回してくる、などの方法を伺うことがありますが、非常に有効なことだと思います。

 また、部活にてサッカーを練習した日は自宅で兄弟げんかがすくない、というような話多いです。

 有酸素運動はADHD患者と健康な人ともに、認知機能改善や集中力改善、不安・抑うつ症状の改善・予防効果など脳機能全般に対してポジティブな効果があることは以前から指摘されていました。

 しかし特に、ADHD患者さんは、有酸素運動後に、行動に落ち着きがでること(抑制制御)、作業がテキパキこなせることや集中力が増すこと(処理速度・注意力の有意な改善)があることも認められています。(Chang et al., 2012;Piepmeier et al., 2015 など)。

 ADHD患者さんはぜひ、有酸素運動を日常生活に組み込むことをお勧めします。

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 今回の台湾のチームの研究では、ADHD患者さんと健康な人で脳に与える影響のメカニズムが異なることが分かりました。

「Acute aerobic exercise modulates cognition and cortical excitability in adults with attention-deficit hyperactivity disorder (ADHD) and healthy controls」 

・健康な対照群では、有酸素運動後に皮質内促通(ICF)が増加し、短潜時皮質内抑制(SICI)が減少しました。これは脳が全体的に活性化する方向に変化したことを示しています。

 

・ADHD患者では、有酸素運動後にSICIが増加しました。これは普段低下している抑制機能(不適切な反応を抑える能力)が改善されたことを意味します。

 

 

短潜時皮質内抑制(SICI):脳の特定部分の一時的な活動を抑える能力。

 

・皮質内促通(ICF):脳の神経細胞が他の神経細胞に信号を送りやすくなることを意味しする。ICFの増加は、脳の活性化が進んでいることを示す。

 

 

 

東京にて講習会がありました。

最近出張が続きます。

 

 

・ブロッコリースプラウト~抗酸化作用、AGA、自閉症の改善など

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平

 

 


・子どものこころ専門医
・日本児童青年精神医学会 認定医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
・精神保健指定医
 

 

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