ホーム > クリニックブログ > ストレスホルモン コルチゾールを抑えて健康に過ごすには? 

ストレスホルモン コルチゾールを抑えて健康に過ごすには? 

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

前回のブログにてコルチゾールを取り上げましたが、

 

患者さんと話していて、

「コルチゾールは、あんまり聞いたことがない」

 

という意見がかなり多いです。

 

 

 

コルチゾールは体の中のほぼすべての臓器に影響を与える必須ホルモンなのですが、

いろいろな作用がありすぎて逆に、話題として取り上げられないのかな?

と思いました。

 

 

 

幸せホルモンのセロトニン

女性ホルモンのエストロゲン…

 

のように、端的に説明できる作用ではコルチゾールはありません。

(もちろん、セロトニン、エストロゲンも複数の臓器に作用をもち、正と負のフィードバックにて複雑に調整されてますが、、)

 

 

コルチゾールはストレスホルモンであり、体が精神的・身体的あらゆるストレスを受けた時に、体がストレスに対処するために重要な役割を果たします。

 

 

 

ストレスによっておきる体への影響、

 

例えば、病気にかかりやすい (免疫力低下)

    太りやすい   (肥満、血糖値上昇)

    血圧はあがる  (血圧上昇)

    胃がいたくなる  食欲不振  (消化器系への影響)

    気分が落ち込む ねられない  (精神的な影響)

 

 

など、すべてコルチゾールが影響しています。

 

 

 

このように説明すると、コルチゾールを下げるにはどうしたらいいですか?

 

と聞かれますが、

 

コルチゾールを下げる ≒ ストレスを下げる

 

となるので、これ!と、簡単にいえる対処や治療はありません。

 

しかし、ストレスを下げるには? に繋がる対処を次回ブログで書かせていただきます。

 

 

*冬季うつ病について

メラトニンと冬季うつ

*睡眠剤としてのメラトニンについての内容です 下矢印

メラトベル 眠りの苦手なお子さんへの睡眠薬

 

image

 

名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平

 

 


・子どものこころ専門医
・日本児童青年精神医学会 認定医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医
・日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
・精神保健指定医
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

当院ホームページはこちらより

https://meiekisakomentalclinic.com

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

 

〒451-0052

愛知県名古屋市西区栄生2-7-5 キョーワ調剤薬局2F

電話 : 052-551-7717

FAX : 052-551-7727