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心療内科の花粉症対策

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

そろそろ花粉症で悩まされる時期ですが、みなさまいかがでしょうか?

 

 

 

 ストレスがアレルギー疾患の喘息の誘因になることは疫学的にわかっておりますが、同様にストレスは花粉症の悪化要因でもあります。(ストレス→自律神経→免疫応答の影響であると考えられています。)

 

 当院でも春先になると患者さんから花粉症のお悩みを伺うことが非常に多いです。

 

 治療は抗アレルギー薬の処方が中心ではありますが、やはり内服に伴って眠気や口渇の副作用をしばしば認めます。

(抗ヒスタミン薬が花粉症薬のメインです。)

 

 精神科通院の方であれば、眠気や口渇などを伴う処方薬(抗うつ薬、抗不安薬など気持ちを落ち着かせるお薬は眠気の副作用が挙げられます)を内服中の方も多い為、眠気、だるさの副作用が強まることがありえます。

 

 

 

さて、眠気の副作用を極力減らす花粉症の対応として、

 

 

丸レッド眠気を伴わない花粉症への治療として、

 

・眠気のない抗アレルギー薬 :オノンなどロイコトリエン受容体拮抗薬 (鼻閉まりに)

 

・漢方:小青竜湯など。(鼻閉まりに)

 

・点鼻薬 ;鼻づまりに

・点眼薬 :目のかゆみ

 

 

・局所症状でお困りでしたら、点鼻薬、点眼薬にての対応がおすすめしたいです。副作用なく強力な効果があります。

しかし、痒みなど全身症状がある際は、抗ヒスタミン薬の内服が優先されますね。

 

 

・抗ヒスタミン薬の抗アレルギー剤でも新しく発売された「ディレグラ」は眠気が比較的少ないです。

 しかしエフェドリンの効果にて血圧↑、不眠などの副作用の可能性がある為注意が必要です。

 

 

 

 マスクや空気清浄機などウイルス対策がどれほど花粉症によるアレルギー症状に効果をもつのか気になるところです。

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

丹羽亮平

 

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医

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名古屋市西区の心療内科・精神科・児童精神科

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