強迫性障害の対応について
お久しぶりです。医師長を務めております横山です。
診察で、昨年から強迫性障害の患者さんが増えていることを感じています。
社会の不安が増しているからでしょうか。
当院では、心理療法(認知行動療法など)、TMS、訪問看護など薬物治療以外にもたくさんのアプローチがあります。
強迫性障害でお悩みの方がいらっしゃれば、良かったら相談を考えてください。
僕の強迫性障害の患者さんへのアプローチを少し書かせていただきます。
血液検査や心電図にて身体機能を確認しながら、副作用が出ないように薬物治療をしつつ、不安な気分が落ち着いて思考が柔軟になった段階で認知行動療法を提案します。
具体的な強迫観念や強迫行動に向き合うトレーニングも実施します。
また、うつ病や他の不安障害との並存が認められる方にはマインドフルネス認知療法も極めて効果的です。
具体的な生活場面のトレーニングは訪問看護を取り入れることも可能です。
強迫性障害は治る病気です。お悩みの方は是非ご受診ください。
名駅さこうメンタルクリニック
医師長 横山