障害のある方の受けられるサービス、将来のおかねについて
最近、すずしく過ごしやすい日が続きますね。虫の鳴く声を聞くと秋の到来を感じます。
ふとこれまでのことを振り返ると、以前勤めていた病院から担当している患者さんとは長い付き合いになります。
新人の精神科医の頃から診察している方とは、10年以上になります。
比較的みなさん症状が安定しており数ヶ月に1回ペースで来院、近況報告しながら最近の仕事の様子や生活のお話を伺います。
充実した日常を報告されたり、目標に向かって頑張っていらっしゃる姿をみると、僕も前向きな気持ちになります
成人の方では障害や疾患と付き合いながら、作業所等で就労されたり、デイケアに通われたり、、
前向きなお話と、仕事や生活のお困りごとの話。
また、患者さん本人やご家族から将来への漠然とした不安を聞くこともたびたびあります。
不安というと、
経済的な不安であったり、親がなくなったあとの日常生活をどう過ごすかということであったり、
お金には困っていなくとも、例えば計画的な買い物が難しいなど、日常生活を具体的にイメージすると、将来的に患者さんの生活をどのように構築するかは難しいところです。
このような障害の側面は、僕自身も詳しくはないため、継続的に勉強しています。
(ソーシャルワーカーはクリニックに所属しておりますが、福祉や社会サービスについて多少とも知らないと、診察で適切な助言や治療に活かすことができないと思います。)
就労や経済的な援助サービス、福祉について具体的に書いてあり、とてもわかりやすいです。
名駅さこうメンタルクリニック
丹羽亮平