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会話力のトレーニングにVRを

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

丸レッドコミュニケーションの苦手さをどうにかできないか

 

というお悩みを連日診察にて伺います。

 

 

コミュニケーションの苦手さといいましても、

 

 

・雑談など、フリートークが苦手である  

 会話中に、不用意な発言をして、空気を悪くしてしまう。

 

・学校や職場で、用事があっても話しかけることができない

 

・会議や発表など、注目される大勢の前の発言が緊張する

 

・相手から否定的なダメだしをされると過度に傷ついてしまう

 

など、様々な状況があると思います。

 

 

 コミュニケーションに難しさを感じる原因として、

 コミュニケーションの質的な障害(自閉スペクトラム症の診断項目)、以外に、衝動性(思ったことをつい言ってしまう。相手の話を最後まできけない、など)、対人緊張の強さなどが挙げられます。

 

 

 当院では、診察以外に、ソーシャルスキルトレーニングを心理カウンセリングで行うことができます。

 

 また、放課後デイサービスなど療育サービスや就労移行支援所などで、コミュニケーションや対人緊張のリハビリを実施される方も多いとおもいます。

 

 

 

 

 しかし、苦手な状況をリアリティを持たせながら想定し、訓練することは現実的になんとも難しい点があり、

治療のニーズが多い中で対応できない歯がゆさがありました。

(例えば、集団の前で発表する。苦手な上司から仕事を頼まれる。既読スルーを繰り返されるなど。)

 

 

 

 今回、これらのお悩みに少しでも対応できないかと、VRを利用したソーシャルスキルトレーニングを取り入れることになりました。

 

(HPからの抜粋です。)

 

 丸レッド最大の利点は、リアリティのある現実空間でトレー二ングができることです!!

また、設定できるシチュエーションが非常に豊富であり、お悩みに細やかな対応ができる可能性があります。

 

例えば、

 

 

次回、VRを使ったトレーニングについて詳しく書かせていただきます。↓

https://meiekisakomentalclinic.com/blog/1270/

 

 

 

 

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

丹羽亮平