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チョコレートの効果について Caの効果 〜コロナ鬱について〜

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
子どものこころ専門医
日本児童青年精神医学会 認定医
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医

 文春オンラインの記事「イライラ……コロナ鬱のおそれ https://bunshun.jp/articles/-/37713」にも記載されておりますが、ストレスについて生化学的にカルシウム値が関わっていると考えられます。

 

 ちなみに僕は、仕事が立て込んでいる時に仕事をしながらアーモンドチョコを食べることがあるのですが、実はあまり知られておりませんが、チョコレートには比較的カルシウムも豊富に含まれているのです。

 

 

 食品標準成分表によると、ミルクチョコレート100gにはカルシウム240mg含みます。

 普通牛乳では100g中カルシウム110mg含有のため、比較するとチョコレートのカルシウム含有量の多さが実感できると思います。

 

 

 チョコレートは神経を落ち着かせる成分に伴うリラックス効果も含むため、カルシウムの効果も合わせて、ストレス時には非常に良い食べ物だといえます。

 

 日本の研究でカカオポリフェノールが血管の炎症を軽減することに伴う血管拡張→血圧低下の作用があること、ほかにポリフェノールによる強い抗酸化作用(赤ワインよりも10倍多いポリフェノール量を含む)を認め、老化効果を認め、健康長寿への寄与が証明されております。

 

 

 僕自身の好物でもありますが、、チョコレートは健康に対してお勧めしたい食べ物です!(もちろん食べ過ぎは良くなくて、理想をいえばカカオ成分70%を超えるビターチョコレートを1日25gくらい摂取することがベストだそうですびっくり

 

 ちなみに、カルシウムはいくら摂取をしても日光を浴びてビタミンD合成をされなければ、十分に吸収されません。

 チョコレートを食べた後はウォーキングで気分転換することがいいと思います晴れ

 

 

 

 

 名駅さこうメンタルクリニック 院長

 丹羽亮平