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ビバンセがADHD薬のファーストチョイス可能になった

院長 丹羽 亮平 先生

名駅さこうメンタルクリニック
 院長 丹羽亮平

日本精神神経学会認定 精神科専門医
日本児童青年精神医学会 認定専門医
日本児童青年精神医学会 認定指導医
日本児童青年精神医学会 認定専門医研修施設
日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
厚生労働省 精神保健指定医
子どものこころ専門医機構 認定指導医
日本外来精神医学会 認定専門医
名古屋大学病院精神科・親と子どもの心療科・小児科関連施設群認定 連携施設A

  ビバンセ(リスデキサンフェタミンメシル酢酸)が2026年6月から、ADHD薬の初回治療(ファーストチョイス)として選択することができるようになりました!

 これまでは、「他のADHD薬にて効果不十分であったり、副作用にて内服継続が困難な場合に限る」というセカンドチョイスの制限がありましたが、解除されたことでADHDの診療がより行いやすくなりましたスター

 (18歳未満の患者さんしか処方できない点は変わらないです!!)

 

 この規制緩和には、以下に書くように、ADHD治療へのニーズが増えたことや、世界的なエビデンスが蓄積され安全性がより証明されたことがあるとおもいますが、

 おそらく、昨年からつづくコンサータの供給不足への対応として、同じ中枢神経刺激薬であるビバンセの承認条件を緩和されたのではないか、と個人的には思っておりますニコニコ

 本当に助かりますびっくりマークびっくりマーク

1.世界的にはすでに多くの国でビバンセがファーストチョイスになっている

 

 世界的には、ビバンセはすでに多くの国で第一選択薬、あるいはコンサータと並ぶ第一選択肢候補として位置づけられていました。

 かつて日本では「リタリン(速放性メチルフェニデート)」の乱用が社会問題化した歴史があるため、日本の精神医療業界では中枢刺激薬の規制に対して非常に慎重であるといえます。

 しかし、ビバンセが採用しているプロドラッグという仕組み(そのままでは効果がなく、体内に吸収、分解されて初めて活性化する)の臨床データが日本国内でも十分に蓄積され、依存や乱用につながりにくいという安全性が担保されたことが、今回の規制解除に影響していると考えます。

(たとえば、錠剤を砕いて鼻から吸うなどの、不正な使用は効果が出にくい。)

2. ADHD治療へのニーズが高まっている

「コンサータでカバーしきれない症例」へのニーズ

 現場の臨床において、ADHDの症状(多動や不注意)にともない学校生活や家庭生活に支障を来たして来院される患者さんが増えております。

 特に、「どうにも社会生活が送れない」という重症例の患者さんに対しても、これまではまずコンサータしか選べませんでしたが、「第一選択薬から改善を見込まれやすいビバンセ」を期待する声が多くありました。

 ちなみに、

 現在のコンサータの供給不足に対して、成人患者さんでビバンセ処方を希望する声もまだまだあります。

 できれば、成人への処方が可能になることを切に希望しております。

 

お弁当と水筒、箸ケース

バタバタしているので、義父が娘のお弁当を準備してくれますお願い

 

 

 

名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平

 

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